正受院(北区滝野川)の西隣にあった行楽地。正受院は江戸名所図会で広く知られる不動の滝があったお寺です。それに隣接してありました。
「北区こぼれ話」では、『明治東京名所図会』下巻の「北郊(ほっこう)の部」の記事を紹介しています。
滝野川の「滝野川園」(正受院(しょうじゅいん)の西隣)という庭園については、茶亭があり紅葉の名所とあります。「北区こぼれ話30回-明治時代の東京や北区の名所をしらべるには-地域資料専門員 黒川徳男」
また、1933年(昭和8)の「大東京写真案内」には、「新東京遊園地」として、豊島園や亀戸天神と並んで紹介されいています。ここには郊外地の<新>東京遊園地が24カ所紹介され、そのうち北区は、飛鳥山、王子稲荷、名主の滝と計4か所が紹介されています。