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滝野川界隈のやま・かわ・たに

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長池-谷田川の水源

谷田川物語

Staff-Oh

江戸期の谷戸川(谷田川)の水源と言われている池。江戸期の切絵図において、御薬園・藤堂家屋敷から川が流れ出ている様子がうかがえる。長池があった所は、現在の染井霊園の奥まった低地から巣鴨青果市場にまたがってあった。そこに染井霊園管理事務所設置の案内看板があった。その看板の説明文には

長池は、かつての谷戸川の水源にて、古地図(安政3年・・1856年・・「駒込村町一円之図」によれば巣鴨の御薬園と藤堂家抱え屋敷にまたがる広大なもので長さは88間(約158m)幅は18間(約32.4m)もあったという。この池は現存していないが、この案内板の下くぼ地の一帯がその跡地(約半分で残り半分は道路部分)と思われる。かっては清らかな湧水が池を見たし、清流となって染井霊園沿いに流れていた。池から西ヶ原あたりまでが「谷戸川」、駒込の境あたりで「境川」、北区に入り「谷田川」、さらに下流の台東区根津付近からは、「藍染川」と呼ばれて不忍池に流れ込んいた。(全長約5.2km)明治末期には周辺の開発等もあり、湧水も減少して池も小さくなり大正に入って埋め立てられた。ここに、在りし日の湧水清らかな「長池」とその清流「谷戸川」をしのび記念の一文を残すものである。 平成14年3月ソメイヨシノの咲き乱れる佳日に                  東京都染井霊園

谷田川(谷戸川)の水源には、いくつか供給源があったと思われる。湧水は地形や標高差からみて、長池付近及び以南に複数の水源が存在し、また、巣鴨を流れていた千川上水の余水も考えられる。(つづく)

長池

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